3ヶ月以上の柴犬におすすめドックフードと選び方とポイント
3ヶ月以上の柴犬ためのドックフードの選び方と具体的におすすめできるフードについてです。
生後3ヶ月以上というと離乳食という事になりますが、子犬の柴には、どのようなフードを与えると良いのか、ここで迷う人も多いと思います。
初めてとなるとなおさらで、今は色々な種類があるので、見れば見るほど分からなくなる人も多いのではないかと思います。
考え方も人それぞれなので、何が良いのかは飼い主さんの考え方で変わってくると思います。
でも共通するのは「元気にすくすく健康で元気にいてほしい!」ここはみなさん共通することだと思います。
今回は、その健康をテーマにして中で、3ヶ月以上の柴犬におすすめできるドックフード選びについて紹介します。
3ヶ月以上の子犬の柴犬のドックフード選びのコツ
3ヶ月目、またはそれ以上の子犬の柴犬のドックフード選びについてですが、どのような事を基準にして選ぶと良いのかという事についてです。
この基準がぼんやりしてしまうと、あれもこれも!となってしまいますので、まずはそのフード選びの基準を知った方が選びやすいと思います。
その基準をまとめると、このようになります。
- 日本犬と相性が良いのか?
- ヘルシーな肉か魚系
- ミール系は避ける
- 穀物は適量でベースは避ける
- 添加物の有無
- 外国産と国産はどちらでも良い
3ヶ月以上の子犬の柴犬のフード選び方のポイントでいうと、このようになります。
日本犬と相性が良いドックフードになっている?
柴犬で最初に注目するところは、柴は日本犬なので、その犬種に合うドックフードなのかどうかです。
ここを最初に知っておくことで、省かれるフードが分かってくると思います。
柴は欧米などで育ってきた犬種ではなくて、日本で長く育ってきた犬種になります。
そのため日本の気候に合わせた体質で、日本にある食物と相性が良くなっています。
日本の気候は温暖差があるので、それに合わせて毛もダブルコートになっていて、季節によって毛が生えたり抜けたりして、日本の気候に適応しています。
また日本人というと、昔から魚や穀物を中心としてきたのが日本人ですから、そのおこぼれを長くもらって育ってきたことになるので、魚や穀物と相性が良くなっているという事です。
そのため柴と相性の良い食物はヘルシー系の食物という事になります。
長い間そのように改良された犬種ではなくて、自然の流れからそのような体質になっています。
ということで「ヘルシーな食物」ここが3ヶ月以上の柴犬のドックフード選びの最初のポイントになってきます。
ドックフードの原材料を見てベースを選ぶ
続いて大事になってくるのが、ドックフードのベースとなる原材料です。
ベースというのは、そのフードで最も多い食品ということを指しています。
見るところは簡単で、フードの裏面などを見ると必ず原材料が表記されているので、それを見るだけで誰でも分かります。
何がベースとなっているのかは、1番最初に表記されている食品を見ると分かります。
例えばあるドックフードの原材料を見ると、このようになっています。
鶏肉、玄米、大麦、ビール酵母、かつお粉末、黒米・・・
このドックフードでいうと、一番最初に表記されているのが鶏肉になっています。
そのためこのフードは鶏肉がベースだという事が分かります。
ベースというのは、その素材が大半を占めるという意味です。
ドックフードの原材料の表示については、量が多いものを先に表示するような決まり事のようになっていますので、まずは一番最初に何が表示されているのかを確認するようにします。
その原材料を見ることで、ベースとなっている食品が分かります。
そのベースを何にするのか?という事です。
ケースバイケースのところがありますが、愛犬(柴犬)のためという事であれば、肉か魚ベースという事になります。
柴犬も含めすべての犬は肉の消化を得意としていて肉食の雑食です。
また犬の成長に必要なのが動物系のタンパク質源でもあります。
ベースは肉か魚、このどちらかを選ぶ方と良いと思います。
ただしミール系配合のドックフードは避けるようにする
ヘルシーな肉か魚ベースのドックフード、この2つのことを上記で話してきましたが「ミール系を避ける」とはどのような事かについてです。
ミールというのは分かりやすくすると、食用にならない肉の部位の事になります。
例えば鶏肉で食用にならない部位というと、トサカや頭や羽などの事になります。
それらのものを粉末にしたものがミールと呼ばれるものになります。
例えばドックフードの表示でいうと、このようになっています。
鶏の部位であることには違いありませんけど、素材としては良くない部位を使っているドックフードも多くあります。
市販のフードで良く使われていますが、なぜそのような部位を使うのかは、ペットフード自体の販売単価を下げることができるからです。
栄養は鶏の部位になるので含まれているのですが、ただ質的なことではあまり良いとは言えません。
要するに人間目線のフードの場合は、ミール系の素材を使うことが多くなってきます。
でもなぜミールを使うのかは、フードを安く設定させるための工夫だからです。
普通の生肉系を使うと、材料費が上がり販売価格が上がってしまうことになります。
穀物は適量でベースのドックフードは避けるようにする
続いてベースが穀物になっている場合も避けるようにした方が良いと思います。
誤解をしてはいけないのは、穀物自体がダメというい事ではなくて、食生活の中心にならなければ何も問題はありません。
ただし穀物がベースとなっている場合は、犬の体の構造や消化の関係から与えすぎは控えた方が良いというイメージです。
穀物自体は栄養価が高く、他の食物では取れないような栄養素を持っているので、配合すること自体は何の問題もないと思いますが、ただそのドックフードの中心となってしまうのは、あまり良い傾向とは言えません。
人間で言うと味噌や醤油に含まれる塩分はミネラルとして必要ですけど、でも取りすぎは少し控えた方が良い!そんな感覚です。
でもドックフードの場合は少し意味合いが変わります。
例えばお米もそうですが、生の場合だと人間でも消化が悪いものになります。
でも水と熱を加えることでアルファ化といって、消化が難しいデンプンが消化しやすいデンプンになります。
さらにドックフードの場合は粉末に近い状態になるので、消化という面では良いものになりますけど、取りすぎは控えるようにすると良いと思います。
「穀物の適量は健康に良い、でも取りすぎは注意する」これだけ覚えておくと良いと思います。
例えばドックフードの原材料の表示でいうと、このような感じです。
この場合は、とうもろこしがベースとなっている事が分かりますが、穀物が中心となっています。
穀物を中心にすることで販売価格を安くすることができますから、これもどちらかというと人間目線でのフードになっている事が多いです。
このタイプも市販フードで良くありますので、注意するようにしましょう。
無添加のドックフードを選ぶようにする
そしてこれからの成長期でもある3ヶ月以上の柴犬には、なるべくであれば無添加のドックフードにした方が良いと思います。
ただしこれは賛否両論のところがあります。
添加物自体は適した量であれば、日本では安心とされていますが、でも犬の健康のプラスになるような食品でもありません。
添加することで、ドックフードの賞味期限を伸ばしたり色鮮花やにしたり、またはフードの単価を抑えることができます。
人間目線であればメリットはあります。
ただ安心といっても、元から栄養にもならない化学物質で(天然の添加物もある)、さらに使用される量が国レベルで決められています。
使用する量を決めなければいけないような素材を、使うこと自体がナンセンスだと思っているのですが、なるべくであれば無い方が良いと思います。
外国産と国産はどちらが3ヶ月以上の柴犬におすすめ?
そして外国産と国産のフードに分かれますが、どちらのドックフードが3ヶ月以上の柴犬におすすめなのか?という事です。
これは上記で話した原材料で決めると良いと思います。
今は外国産のドックフードが、日本にかなりの量が輸入されていますが、中には良いフードもあれば、そうでもないフードもあります。
日本でも同じことで、良いフードもあれば、そうでもないフードもたくさんあるという事です。
その判断をするのはやはり先程話したように、原材料に何が使用されているのかで決めると良いと思います。
食べるのは愛犬(柴犬)なので、そのフードには何が含まれているのか?
単純にいうと、ここが犬の健康を考えたドックフード選びで一番大事になってくるところです。
そのため口コミや評判は、あくまでも参考程度にした方が良いと思います。
さらにいうと人の意見といっても、どのような環境化で与えているのかが分かりません。
「〇〇を食べると食いつきが良くなった!」といっても、それは必ず自分の愛犬には当てはまらないという事です。
電化製品のような「物」であれば、人の使用した意見も参考になりますが、やはり口に入れるものなので、何の素材が使われているのか、ここが重要で飼い主さんが知っておかなければいけないところになります。
穀物不使用のドックフードは柴犬のためになるの?
穀物不使用というドックフードがあります。
グレインフリーやグルテンフリーと呼ばれるフードのことで、これは3ヶ月以上の子犬の柴犬にどんなメリットがあるのか?
という事ですが、これは穀物という食物にすでにアレルゲンに反応している子犬に役立つことになります。
ただ最初からグルテンフリーやグルテンフリーにしてもあまり意味を持ちません。
アレルゲンというのは食物に含まれるたんぱく質の事になりますけど、食物アレルギーになりやすい食物と、そうでもない食物と分かれます。
肉でいうと鶏肉や牛肉、豚肉、ラム肉、穀物関係では小麦や大豆、その他でいうと乳製品などに含まれるアレルゲンは、反応しやすいといわれていますので、最初から食物アレルギーを気にするのであれば、それらすべての食物を省いたものでないと意味がありません。
そのため穀物という一部の食材を省いただけでは、食物アレルギー対策にはならないという事です。
しっかりと栄養を満たしているのであれば、グレインフリーでもそうでなくてもどちらでも良いと思います。
また、愛犬(柴犬)の健康を考えるのであれば、何でも食べることができる体づくりが好ましいと思います。
ドックフードに動物性油脂が使われていないこと
そして最後の注意点としては、動物性油脂が使われていないことです。
これは何のためにドックフードに配合させるのか?という事ですが、食いつきを良くするための素材になります。
犬は嗅覚が優れているので、犬が好む香りをつけるために動物性油脂が使われる事が多くあります。
これは栄養というよりも、犬が食べなかった場合のことを考えてのメーカー側の損失を防ぐ意味もあります。
この動物性油脂は酸化が早いために、酸化すると体に良くないものに変化しますので、あまり使われていないフードを選ぶようにします。
植物性油脂であればまだ良いと思います。
中には好き嫌いが多い子犬の柴犬もいますが、これはただの好き嫌いでしかありません。
人間でいうと「ピーマンは嫌い!」このような状態になっているわけです。
この場合は油脂などに頼るのではなくて、別にしつけが必要になります。
3ヶ月以上の柴犬におすすめドックフードまとめ
3ヶ月以上の子犬の柴犬におすすめドックフードをまとめると、このようになります。
- ヘルシーであること
- ベースは肉か魚
- ミールは使用されていない
- 無添加になっている
- 動物性油脂が使われていない
- グレインフリーはどちらでも良い
まとめると、このようなことが基準になってくると思います。
ベースの肉については、鹿肉や馬肉などが日本犬の柴犬と相性が良く、タンパク質が豊富で、さらに低カロリーとなっているのでヘルシーなフードになります。
そして具体的におすすめフードですが下記の「子犬の柴犬におすすめドックフード」に詳細をまとめています。