3ヶ月の柴犬がドックフードを食べない!どうすれば良いの?
という事で、食べてもらう方法についてです。
食べないのは理由があって、口にしないことになりますが、その理由を知ることで食べてくれるようになります。
ただ犬は何歳になっても、話すことができませんので、その食べない理由を知ることの方が大変なのですが、その原因を突き止めてあげることで、ドックフードも食べてくれるようになります。
そのいくつかのヒントとして、どんな状態にあるのか、またはどうすれば良いのかについて説明しています。
3ヶ月以上の柴犬がドックフードを食べないときは最初に体調のチェック!
柴犬の子供を育てていく中で、健康的な食事は重要です。
生後3ヶ月以上の子犬がドックフードを食べないというとき、飼い主がやらなければいけないのはその原因を突き止めることです。
万が一にも、重い病気のせいだったら、すぐにでも獣医に見せなければいけません。
それでは最初に何をするべきかというと、体を隅々までみてやることです。
体の不調というのは、いろいろな形で現れます。
目を見て目やにが大量に出ていたり、赤くなっている、しきりにまばたきをしているといったことであれば目のトラブルなどが起きているかもしれません。
他には口から異臭がしないか、鼻水がたれていないか、熱がないか、体を触って痛がったりしこりがないのか、毛並みや肌の様子、ということを一つ一つ調べていきます。
症状によっては、市販の目薬や薬で対処することもできますが、素人の判断で絶対に判断が正しいとは限らないので、万全を期するならば動物病院に連れて行って診察してもらうほうがいいです。
体に目立った変化がないのであれば、次に確認しておくのは下痢や嘔吐などがないかどうか、といったことです。
排便をスムーズに行うことが出来なかったり、便や尿の色が黒っぽかったりするというように普通とは違うところがあれば何らかの病気になっている可能性が高いです。
それから歩き方も体調を調べるためには重要です。
ふらつきや痛がっている様子が見られるならば、骨が折れていたり、関節炎などが起きているかもしれません。
体調のチェックをして、特に問題がないようであれば精神的なことが原因となっているかもしれないので、しばらく様子を見てみましょう。
ドックフードの味を覚えて食べないこともある?!
生後3ヶ月の柴犬でも、自分で物を考え行動しているので、ドックフードの味に不満を持って食べない可能性があります。
人間でも同じものを食べていれば飽きてくるものですが、だからドックフードも別のものにしなければいけないというわけではありません。
同じドッグフードでも、少しの工夫で食欲を掻き立てることができます。
犬が食べる時に味も大事ですが、それと同じくらいに重要なのは匂いです。
犬の嗅覚は人の嗅覚と比べて最大で1億倍以上の感度です。
そこを利用して、ドッグフードにチーズやささみ、野菜などをふりかけのようにトッピングしてやると、かなりの効果が出てきます。
トッピングする食材は細かく切ったり、すりつぶしたりして生後3ヶ月の柴犬でも消化しやすいようにしておきましょう。
トッピングをすることで、普通の食事では足りなかった栄養を補うことも出来ますから、栄養バランスも取れて一石二鳥です。
それから温度でも匂いは変化します。
電子レンジで人肌くらいに温めてやると、常温で与えるよりも匂いが強くなって食欲が出てきます。
そういった匂いの変化を試してみて、反応が変わらないようであればドックフードの切り替えをしてみましょう。
ドライタイプのドックフードで食べないのであればウェットタイプのドッグフードのほうが匂いが強いので試してみましょう。
それでもわがままを言うようであれば、ドッグフードを入れた皿を下げてしまいます。
いつまでも食べられる状況にしておくと、食事の時間を守ることが出来ずに食べようとしないからです。
特に子犬の時期は人と同じ食事には注意すること
生後3ヶ月の柴犬は可愛いから、常にそばに置いておきたいところですが、食事をするときには区別をさせてやらなければいけません。
というのも人間からすればご馳走でも、犬には有害な食べ物というのは少なくないからです。
例えばスパイスを大量に使った料理を食べさせてしまうと、それの刺激に胃腸が弱ってしまいますし、生卵は白身の成分がビタミンの球種を阻害してしまいます。
それから人間にとっての主食であるご飯やパンと言った炭水化物は、犬にとって消化でしずらいものになってきます。
ドックフードとして与える人がいますが、適量であれば問題はないのですがやりすぎはいけません。
あと、問題になりそうなのが生き物にとっては必要不可欠である塩分です。
塩分は犬も摂取するべきものではありますが、体の大きさが違いますから必要な量も変わってきます。
もし人間の基準で塩分を摂り過ぎると腎臓や心臓に負担をかけてしまいます。
犬にとって危険だとよく知られている玉ねぎ、チョコレートも注意するべきものです。
玉ねぎは赤血球を壊してしまうし、チョコレートは犬が食べれば毒ですから命の危険もあります。
生後3ヶ月の柴犬であれば好奇心も旺盛で人間の食事に興味を持つかもしれませんが、健康を守りたいのであれば飼い主が毅然と対応しなければいけません。
ドックフードをあまり食べたがらないようであれば、それを解決するための工夫をするべきで、安易に人間の食事を食べさせないようにしましょう。