子犬の柴犬にウェルケアのドックフードは合うのか知りたい
子犬の柴犬にウェルケアのドックフードは合うのか知りたいです。
柴犬専用フードがありますが、これはあまり良くないのでしょうか。
調べてみると、あまりいい事を聞かない感じもするのですが、購入するのか迷っています。
5ヶ月になったばかりのの黒柴を飼っています。
よろしくお願いします。
という事で、今回のフードについてです。
ウェルケアの全体的な概要から分かること
ウェルケアの全体的な概要をまとめると、このようになります。
ウェルケアの基本情報 | |
---|---|
販売会社 | イースター株式会社 |
原産国 | 日本 |
添加物の有無 | 一部使用 |
原材料のベース | 鶏肉ベース |
子犬への対応 | 有り |
特徴 | 柴専用がある |
容量 | 3s |
価格 | 1,200円〜 |
国産のオリジナルドックフードになっていますので、海外産と比較すると、ここはいくらか安心ができると思います。
透明性があるとういか、国産製造の方が海外製造よりも信用性のようなものがあるからです。
実際は少し違いますけど、ウェルケアの最大の特徴は、オリジナルフードで犬種に合わせて作られているとうい事になります。
多分、今回の方もここに惹かれた部分も大きいのではないでしょうか。
ただ、マイナス的な要素は3つほどあります。
添加物、動物性油脂の使用、ミールの使用この3つです。
ここを飼い主さんが、どのように思うのかで判断すると良いと思いますが、プラスとマイナス面、この両方を説明します。
ウェルケアがメリットになるところ
最初にウェルケアを柴犬に与えるメリットについてです。
- 柴犬に合わせたフード
- 質が高い鶏肉になっている
- 旨味を引き出す調理方法
大きくまとめると、この3つがメリットになると思います。
どのような事か順番に説明していきます。
柴犬に合わせたドックフードになっている
ウェルケアのメリットは、先程も少し話しましたけど、柴犬用のフードが用意されている事です。
正確にどこに合わせているのかは分かりませんが、このような事に配慮されています。
- 皮膚や被毛
- 頭
- おなか
- 眼
柴に合わせ、さらに皮膚や被毛、あたま、おなか、眼の健康維持に配慮された中身になっています。
そのサポートになっているのが主に精製魚油になっています。
オメガ3脂肪酸やオメガ6脂肪酸が多い、魚から抽出した成分になりますが、これが意図的に原材料に配合されています。
この成分は色々とプラスの面がありますが、皮膚トラブルが多い柴犬にはメリットになる成分です。
質の高い鶏肉を使っている
そして質の高い鶏肉を使っていることもメリットになります。
やはり鶏肉といっても質は色々です。
生肉、冷凍肉、粉末肉と、大きく3種類に分かれますが、この3つの中で質が高いのが生肉になります。
風味も旨味も新鮮さも一番になりますが、その生肉を使用しているので、質が高い鶏肉のため、ここもメリットになってきます。
旨味を引き出す調理方法になっている
調理方法にも特徴があって、リアルチキン製法という調理方法になっています。
どのような調理かというと、分かりやすくすると旨味を逃しずらい調理方法という事になります。
人間用でもそうですが、調理の仕方で味が変わってきます。
犬は人間ほど味覚は優れていませんが、それでも旨味が強い方が美味しく感じることができます。
食いつきにも関係してくるところですが、ここもメリットになると思います。
ウェルケアを柴犬に与えるマイナス面は?
今度はマイナス面、デメリット的な要素についてです。
- チキンミールの説明不足
- 添加物の使用
- 動物性油脂の使用
チキンミールの説明不足、一部添加物の使用、動物性油脂の使用、この3つがマイナス面になると思います。
これは原材料を見ると分かると思います。
ウェルケアのすべての原材料
ウェルケアの原材料です。
ウェルケアの柴犬用の原材料 | ||
---|---|---|
鶏肉 | チキンミール | チキンパウダー |
米糠 | 小麦粉 | コーングルテンフィード |
米粉 | コーングルテンミール | 動物性油脂 |
ビートパルプ | ビール酵母 | 魚粉 |
アルファルファミール | 精製魚油 | 植物性油脂 |
酵母エキス | かつお粉末 | いりこ |
オリゴ糖 | かつお | まぐろエキス |
乾燥カモミール | 乳酸菌 | ミネラル類 |
アミノ酸類 | ビタミン類 | クエン酸 |
二酸化ケイ素 | ー | ー |
マイナス要素になるところを灰色にしましたが、この3つが犬にとって、マイナス要素になりそうなところです。
チキンミールの説明不足とは?
原材料を見ると、チキンミールとありますが、これがなぜマイナスになるのかは、説明不足なっているからです。
チキンミールは、良いものとそうでもないものと2つに分かれます。
粉末にした肉になるのですが、良質な部位の粉末と、トサカや羽などの食用としては向いていない部位の粉末と2つに分かれます。
どちらを使用しているのかで、フードの質も変わってきます。
ウェルケアは、そのどちらの粉末にしたミールを使用しているのかの説明がありません。
ここが不透明なので、マイナス点になると思います。
マイナスな目で見ると、価格を抑えるためカサを増すために使用される事も多いので、ここの説明がない事はマイナスになると思います。
二酸化ケイ素の添加の使用がある
二酸化ケイ素とは、固化といって液体が固まらないようにさせるための添加物になります。
これは犬にとって必要がないもので、また栄養にもなりませんので、ここもマイナス点になると思います。
ただ、適量の範囲で配合されていると思われますので、そんなに心配するようなところでもありません。
懸念されるような保存料や着色料とは、また違いますが、添加物の使用はマイナス点になると思います。
動物性油脂の使用がある
これは犬の食いつきを上げるために投入されるもので、フードの中に混ぜてしまうケース、そして表面にコーティングして、吹きつけするケースの2パターンあります。
どちらにしても風味が増しますので、好き嫌いが多い子犬の柴犬の食いつきにも期待ができる事になります。
ただ、動物性油脂は酸化が早く、そこが懸念されるところになります。
酸化したものは、犬にとっても人間にとっても良くないもになりますので、無いに越したことはありません。
涙やけや皮膚トラブルの原因の1つともされています。
ウェルケアの保証成分から分かることは?
今度は保証成分です。
ウェルケアの保証成分 | |
---|---|
タンパク質 | 25% |
脂質 | 10.5% |
繊維 | 4% |
灰分 | 9% |
水分 | 10% |
カロリー | 340kcal |
ここは特に気になるようなところはなく、数字についても目安程度になります。
総合栄養食になっていますので、フードだけの栄養で足りるようになっています。
また、ここでフードの質の判断は難しいものがあります。
目安程度の項目しかなく、餌を与える量でも変化してくるからです。
ウェルケアは子犬の柴犬におすすめできる?
メリットとデメリットを解説しましたが、後は飼い主さんがどのように判断をするのかだと思います。
ただ、1つ言えることは、今回のフードよりもまだ子犬の柴犬におすすめできるドックフードはあるという事です。
上記の方で説明したデメリットを省いたフードがあるいう方が分かりやすいと思いますけど、上には上があります。
そこを目指すのか、また今回のフードで満足するのかは飼い主さんの判断になると思います。
ただ個人的には、もう少し質が高いものを探す方が愛犬のためにはなると思っています。